ここ最近廃墟行くのに週末の2日フルに使えないから日帰りの距離しか行けなかったけど
今月の後半は久しぶりに遠征行けそうで楽しみな反面、草ボーボーで入るの断念してほとんど見れなくて帰るってオチになりそうで不安ですよ
ナイロンのセットアップ着てフード被って緑しげるに特攻する気持ちではいるけど
そういう時に限って視界に毛虫が入ったりするんですよね
わたくし10代の頃なんかは心霊スポット巡りって感覚で廃墟に行ってた時期があるんですけどね
ある夏の夜、地元の友人達と10人くらいで心霊スポットにされてる廃墟に行ったんですよ
緑しげるの先に煉瓦造りの廃墟がありましてね僕は先頭から2番目にいたんですけどね
正直虫が飛んでるの見たりしちゃったんで心霊どころじゃなかった訳ですよ
この茂みの中入っていくとか怖すぎる…って震え上がってたんですけどね
虫が怖くて入って行けないなんて言ったたらその後1ヶ月くらいは会うたびに虫ドッキリとか仕掛けてくるような奴しかいなかったんですよ
そのメンバーの中に1人だけブリーフから卒業できてないぼうやがいたんですけどね
ブリーフ見せてよ?
なんで?あ、分かった、腰ゴムに名前書いてあるんでしょ?
違うなら見せろよ!!なぁ!?のやり取りをしつこくしたり
原付のメットインの中にそいつの名前書いたウルトラマンのブリーフ入れたり
そいつがメダルゲームしてる間に店員に店内放送で呼び出してこれ渡してくださいって言って
フルネーム(ひらがな)入りのウルトラマンのブリーフを半透明な袋に入れて渡したりとかしてましたからね…
口が裂けても虫が怖いなんて言えなかった訳ですよ
さりげなく先頭のデブを盾にして緑しげるを掻き分けて進んで行ったんですけどね
しげるを抜けた先に煉瓦の壁が見えた訳ですよ
懐中電灯で壁から下に向かって照らしていったらその先に…
ムッチムチの
いや、ミッチミチの
いやパッチンパチンの
緑色のバカデカい芋虫がいましてね
ビクンビクンしてるんですわ
ぎゃあああああああああああああああああ!!!って叫んでしまいましてね
みんなパニックですよ
叫びながらみんな押し合いになって
うわぁあああああああああ!!
ふざけんな!
押すなよ!!
ねぇ!待ってよ!置いていかないでよ!!
とか叫んでる中
僕は絶叫しながら単独でみんなと違うルートからしげるを爆走して逃走ですよ
一足先にバイク停めてたところで着てる服脱いで虫が付いてないか確認して待ってると
みんな叫びながら走ってきて僕に聞くんですよ
なぁ!!何があったんだよ!!何か見たの!?って
ムッチムチの芋虫がいた事を伝えましたらね
ふざけんじゃねぇ!!そんな理由であんな声あげるな!!って
肩をグーで殴られましたよね